協会理念

 

 

 

 ハワイは、その美しい景色や年間を通して温暖である過ごしやすい天候であることから、世界でも有数のリゾート地として知られており、年間およそ130万人の日本人がハワイを訪れています。このようなハワイと日本の親交のきっかけとなった出来事は、今から200年以上前に日本人の乗った船がハワイの沖合で難破してしまった際にハワイの捕鯨船が助けた事であると言われています。そして、1868年(明治元年)に最初の日本人移民がハワイに渡ったことから急速に両者の関係が深まり、現在に至っています。

 

 日本とハワイの親交の深さは、ハワイで日本の文化が多様に取り入れられていること、そして日本でもハワイをテーマにした様々なイベントの開催やフラダンスやロミロミマッサージといったハワイの伝統文化や医術などが広く受け入れられていることからも表れています。多くの日本人にとってハワイ文化や芸術は、もはや生活の一部といっても過言ではありません。

 

 それほど長い期間をかけて親交があったにも関わらず、言葉の壁などの問題から、未だ多くの日本人が入手できるハワイの文化や習慣、歴史や芸術に関する情報は非常限られており、昨今、より多くの「ハワイ好き」を公言する日本人から、もっと深くハワイを知りたいとの声が頻繁に挙がっています。しかし実際には、日本国内、そしてハワイを訪れる日本人が知り得るハワイに関する情報は、メディアや営利を目的とした事業者を通した表面的でコマーシャルなものばかりなのです。

 

 そしてその声は、遠くハワイの地にいるカフナ(ハワイ州公認の5名のカフナのひとり)、カウイラ・クラーク(Kauila Clark)氏の耳にも入りました。(クラーク氏はハワイ人コミュニティでは知らない人はいないと言っても過言ではない著名人で、ハワイ人に尊敬されている存在の人物であり、アロハと禅の精神をつなぐ架け橋として、ハワイ文化の伝統を国際的なビジネスの分野にも広げて活動しています。)そこでクラーク氏は、弟子である二人の日系人カフ、ダレル・ハラダと、デイヴィッド・キタモリに、彼らのルーツでもある日本に「本当のハワイ」を伝えるように告げました。本来、営利目的で活動を行ってはいけないとされているカフナやカフとしても活動をする可能性があること、更に営利目的の事業者との差別化を図りたく、特定非営利活動法人の設立を考えるに至りました。

 

 当協会では、これまで日本とハワイが築き上げてきた人的及び文化的な交流や理解、相互協力、また特にハワイの文化、歴史、芸術、医術の振興を図る活動や、職業能力の開発又は雇用機会の拡充の支援活動を通して両者の架け橋となり、また両者の「豊かな暮らしと社会の実現」をミッションとして、親睦をより一層深め、また両者に対する国際協力事業を行い、更には国際平和に寄与することを目的とした活動を続けて参りたいと思っています。